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  • kmineo

“タラレバ”の話をしよう

10/29

今日は外に出るのが気持ち良い、スッキリした天候でした。

こんな天気の中外を歩くと、スッと視界が広がって、色んな事に興味が湧いてきます。

スポーツの秋とか、芸術の秋とか、ちょっと挑戦してみたい気持ちになるのは、こんな視界を広げてくれるような気候が後押ししてくれているのかも知れません。

さて、今日は「タラレバの話をすることの大切さを感じた」という話。

日々経営コンサルティングのお仕事をしていると、課題設定の為に現状分析をすることが多くあります。

そして現状分析では、「事実ベースで考える」ということがとても大切になります。

前職のコンサルファームでも、先輩コンサルタントに何度も言われました。

実際、今起こっていることを正しく把握するためには、事実を粛々と認識することは重要で、意見や感想、タラレバの話は、事実とは別の頭のスペースに追いやられることになります。

現状分析では、これが良い方法なのかもしれません。

ただ、この考えに拘り過ぎると、ともすれば「事実神話」に陥ってしまうことがあります。

僕自身、「タラレバはご法度」という意識があった気がします。「タラレバは目を曇らせ、事実の誤認につながる」と。

しかし、よく考えたら、新しいことに取り組むということは、未来の話をすることであり、未来とは言わば「タラレバ」でしかない訳です。

そして大事なことは、経営者の最も重要な役目は、会社とその社員がこの先行くべき方向を示す=未来を考え未来の話をすることだ、ということです。

その経営者から、いかに前向きで勢いのある、活き活きした未来の話を聞き出せるかが、経営コンサルタントである僕の役目だったりするわけです。

先日、東京モーターショーを、ある経営幹部の方と一緒に回ったとき、移動の合間合間でたくさんの「タラレバ」を話しました。

曰く、「取引先からの要求に一生懸命応えようとしてばかりだと、どうしても自分たちで未来を創る発想が霞み、そのうち消えてしまいそうな気持ちになる。一生懸命応えようと努力することは大事だけど、時々は未来の話をこうして自分の言葉で話して、行く方向とその自信を付ける時間が必要なんだ。」と。

この人が、忙しい合間を縫って僕を誘ってくれたのには、そんな時間を作りたいから、そしてその聞き役・引き出し役として、より良い示唆を投げかけられる人を探していたからなんだと感じました。

経営コンサルタントとして、もっともっと「タラレバの話」を引き出せるようにならないと。

でも、社長だけでは、あるいは社内では中々そんな話ができないんだろうな、と思います。

色んな経営者を集めて、「タラレバ討論会」とか、できる時間でも作ろうかな。

そんなことを思った一日でした。

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